[GitHub] Audit log の展開可能なペイロードビューが GA となり、UI から詳細なログが確認できるようになりました
こんにちは、CX事業本部 Delivery部の若槻です。
GitHub のアップデートにより、Audit log の展開可能なペイロードビューが GA(一般提供)となりました。
以前のブログ によると、本機能は 4/27 よりプライベータベータ機能として利用可能となっていました。それまではエクスポート機能やAPI、ストリーミングでは各イベントの全ての情報が取得できるのに対して、UI から確認できる情報は限られていたため、本機能の提供によりそれぞれの方法で一貫してすべての情報を確認できるようになりました。
確認してみた
Organication アカウントで試してみます。
Audit log コンソールにアクセスします。
監査ログのペイロードに展開メニューが追加されています。
展開すると、ペイロードが展開され、ログの詳細な情報が表示されました。
展開により確認できるようになった情報は次の通りです。
フィールド | 説明 |
---|---|
@timestamp | タイムスタンプ |
_document_id | ドキュメントID |
action | アクション |
actor | アクター |
actor_id | アクターID |
created_at | 作成日時 |
operation_type | 操作タイプ |
org | 組織 |
org_id | 組織ID |
public_repo | パブリックリポジトリの操作であるか |
repo | リポジトリ |
repo_id | リポジトリID |
user | ユーザー |
user_agent | ユーザーエージェント |
user_id | ユーザーID |
おわりに
GitHub のアップデートにより、Audit log の展開可能なペイロードビューが GA(一般提供)となったのでご紹介をしました。
Audit log は組織のセキュリティを確保するために重要な機能なので、ログをより確認しやすくなったのは嬉しいですね。
以上